先週末からは埼玉県川越のソコノワからＬＩＬＹ１ＳＴ　ＶＩＮＴＡＧＥ　２０１８年第２回目の春夏セレクションの販売が始まりました。

ワークウェア、ミリタリーウェア他、およそ１００前に製作されたローテクなハンティングバッグ、１９９０年代に製作されたハイテクなミリタリーバッグなど様々な年代とスペックの美しいものが混ざったセレクションですが、どんな目的で生まれた服たちも現代のタウンウェアとしてお楽しみ頂ける事を願っています。皆様のご来店をお待ちしています。

sokonowa
URL >>> http://www.sokonowa.com
INSTAGRAM >>> https://www.instagram.com/sokonowa/
Address >>> Address ／ 16-5 Yoshida-Building 1F , Minamitori-machi , Kawagoe , Saitama , Japan
BUSINESS HOURS >>> 12:00-20:30　




Photograph : LILY1ST VINTAGE

今自分が大好きな服に携わる仕事を続けられている要因でもある、人との繋がりや縁に本当に感謝せねばならないと認識を深めています。まさにこんな人を探していた、こんな服を探していた、こんな食べ物を探していた、こんな住まいを探していた。どれだけ時間がかかっても長い人生の中でたった１人だけでも、あるいはたった１つだけでも出会う事ができればこんな幸運はないのではないかと考えます。私もいつかこの仕事で誰かのための最高の１着を選ぶ事ができたなら、こんな幸せはないのではないかと考えます。人との御縁と強運を武器に自分の美学と審美眼を高めていく他道はありません。誰かのための最高の１着を探していきます。これからも貪欲に。





1980's German Trench Coat : LILY1ST VINTAGE
Stockist : sokonowa >>> http://www.sokonowa.com
Photograph : Hiroyuki Nakanishi >>> http://nakanishihiroyuki.com

本日からスタートした伊勢丹新宿店メンズ館との取り組みに続き、明日３月８日（木）からは埼玉県川越のソコノワからＬＩＬＹ１ＳＴ　ＶＩＮＴＡＧＥ　２０１８年春夏セレクションの販売が始まります。私たちが考える『現代ストリートに通用する過去の機能服』をこのセレクションで表現させて頂きました。様々な年代、様々な土地に存在した小さなブティックが手掛けたカジュアルウェアとミリタリーウェアを混ぜて構成しています。どんな目的で生まれた服たちも現代のタウンウェアとしてお楽しみ頂ける事を願っています。皆様のご来店をお待ちしています。

sokonowa
URL >>> http://www.sokonowa.com
INSTAGRAM >>> https://www.instagram.com/sokonowa/
Address >>> Address ／ 16-5 Yoshida-Building 1F , Minamitori-machi , Kawagoe , Saitama , Japan
BUSINESS HOURS >>> 12:00-20:30　




Photograph : Hiroyuki Nakanishi >>> http://nakanishihiroyuki.com

できれば冷房の効いた場所にいたいし、できればアイスを食べたいし、できればスマホを眺めていたいし、できれば階段よりエスカレーターを使いたいし、できれば座っていたいし、できれば痩せたくなどないし、できればＴシャツで過ごしたいし、できれば猫背でいたい。より便利に、より楽にありたいという人間の欲が実現された世界観は人間に何をもたらすのでしょうか。何を導いてくれるのでしょうか。

お洒落は我慢という言葉を耳にします。現代においてこの言葉は『暑い時でも秋の服を』『寒い時でも春の服を』そういう意味合いで解釈されている事が少なくないと思うのですが、私は個人的にそのように解釈していません。これはどうしても惰性的に暮らしてしまう私たちの『精神的な猫背』を改善させるための言葉であり、ヨガや禅など宗教や医学と同列に扱われて良いものだと思うのです。『ファッション』『お洒落』のという言葉や概念がとてもチープになってしまった現代では『服』の力の根源的な価値が見えにくくなっています。





1940's French Black Chambray Work Coat : LILY1ST VINTAGE
Stockist : sokonowa >>> http://www.sokonowa.com
Photograph : Hiroyuki Nakanishi >>> http://nakanishihiroyuki.com