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Sunday 12 August 2018

デザイナーの主観、表現、感情といった要素が一切排除された純粋な機能服であり、造形や装飾が極小化されたワークウェアやミリタリーウェアは、きっと向こう数十年という時間にも力強く耐えていくデザイン強度があります。





















もしもいつの日か服にもモダンデザイン、インターナショナルデザインという概念が生まれていくとすれば、それはワークウェアやミリタリーウェアから多く発見できるのではないだろうかと私は信じます。



1960's Dead Stock French Military Canvas Balmacaan Coat : LILY1ST VINTAGE
Stockist
trunk >>> http://trunk-fukuoka.strikingly.com
INSIDE MY GLASS DOORS >>> https://www.insidemyglassdoors.com
Carrefour >>> http://www.couleur-coltd.com
orlo >>> http://orlo-tokyo.com
UNITED ARROWS Harajuku >>> http://store.united-arrows.co.jp/shop/ua/
Photograph : Hiroyuki Nakanishi >>> http://nakanishihiroyuki.com



Style
Coat : LILY1ST VINTAGE
Shirt : Maison Martin Margiela
Pants : Maison Martin Margiela
Sneaker : CONVERSE




Saturday 14 April 2018



















本当に美しい服は国も、地域も、海も、何所まででも越えていく。時間も、時代の事もまた。時間による淘汰と場所による淘汰、その両方を経てきた本当に美しい服が現代で今度は誰に届き得るのか。今まで古着やヴィンテージやアンティークに触れて来なかった方にも、純粋に楽しんで頂ける1着が世界にはまだまだ点在している。そういう服を人に大切に届けていきたい。



1960's Dead Stock French Military M-47 Trousers : LILY1ST VINTAGE
Stockist
orlo >>> http://orlo-tokyo.com
trunk >>> http://trunk-fukuoka.strikingly.com
伊勢丹新宿店メンズ館7階 >>> https://www.imn.jp
Photograph : Hiroyuki Nakanishi >>> http://nakanishihiroyuki.com





Saturday 10 March 2018



















ラルフローレンのデニムシャツよりも更にヘビーオンスのモデルはコットンドリルクロスが採用されたもの。現代服には無い生地の重さがあり、非常に無骨な1枚。





1960's Dead Stock British Royal Army Cotton Drill Shirt : LILY1ST VINTAGE
Stockist
INSIDE MY GLASS DOORS >>> https://www.insidemyglassdoors.com
orlo >>> http://orlo-tokyo.com
trunk >>> http://trunk-fukuoka.strikingly.com
BLOOM & BRANCH >>> http://bloom-branch.jp
UNITED ARROWS Harajuku >>> http://store.united-arrows.co.jp/shop/ua/
ISETAN SHINJUKU Men's >>> https://www.imn.jp
Photograph : Hiroyuki Nakanishi >>> http://nakanishihiroyuki.com





Saturday 24 February 2018



















100年以上が経ったのでしょうか。目に見えるもの、物質が求められて長い ーこの世の中にあるものはすべてものなのだと考えられているー 時代。自分自身はどう考えるのか。また何を信じているのか。





1920-1930's French Linen Summer Tailored Jacket : LILY1ST VINTAGE
Stockist : orlo >>> http://orlo-tokyo.com
Photograph : Hiroyuki Nakanishi >>> http://nakanishihiroyuki.com





Friday 23 February 2018


Coat for INSIDE MY GLASS DOORS




Jacket for orlo



明日2月24日(土)より大阪丼池のINSIDE MY GLASS DOORSと東京吉祥寺はorloからLILY1ST VINTAGE 2018年春夏セレクションの販売が始まります。INSIDE MY GLASS DOORSというお店に在るのは様々なインスピレーション源だと思います。インスピレーションというのは、私たちが自覚的に、または無自覚的に持っている『何かを好きだ』という感覚が繋がっていく連鎖の事です。orloというお店に在るのは過去の格好良いオヤジたちが持っていたダンディズムという考え方や態度を現代的に継承していく姿勢だと思います。これらはどちらも私の勝手な解釈です。服やお店に立つ人間を通して皆様と様々な共振ができる事を願っています。皆様のご来店をお待ちしています。


INSIDE MY GLASS DOORS
URL >>> https://www.insidemyglassdoors.com
INSTAGRAM >>> https://www.instagram.com/insidemyglassdoors/
ONLINE SHOP >>> http://www.insidemyglassdoors.net
OFFICIAL BLOG1 >>> https://inside-my-glass-doors.blogspot.jp
OFFICIAL BLOG2 >>> http://insidemyglassdoors8.blogspot.jp
Address >>> 3-1-16-102N Kyutaro-cho , Chuo-ku , Osaka , Japan
MAIL >>> info@insidemyglassdoors.com
BUSINESS HOURS >>> 12:00-20:00
CLOSED >>> Wednesday




orlo
URL >>> http://orlo-tokyo.com/
INSTAGRAM >>> https://www.instagram.com/orlo_kichijoji/
ONLINE SHOP >>> http://orlo-tokyo.shop-pro.jp
Address >>> Address / 2-26-9-103 Kichijoji-Honcho , Musashino-city , Tokyo , Japan
BUSINESS HOURS >>> 12:00-20:00
CLOSED >>> Tuesday




Photograph : Hiroyuki Nakanishi >>> http://nakanishihiroyuki.com





Tuesday 6 February 2018











ヴィンテージ服の解体と古着の解放。これがどこまでできるのか。





1970's British Royal Air Force Trench Coat : LILY1ST VINTAGE
Stockist : orlo >>> http://orlo-tokyo.com
Photograph : Hiroyuki Nakanishi >>> http://nakanishihiroyuki.com





Thursday 30 November 2017



























ミニマルという単語は『必要最小限』『最も小さい/少ない』という意味の他に『目的の時刻・場所に着くための最低速度』という意味で使われる事もあるのだそうだ。ミニマルという言葉が『できるだけゆっくり』というニュアンス、意味合いを含んでいる事は興味深い。人、物、時間、街、インターネット、あらゆるものが毎秒動いているが、この目紛しい速度に耐えられない者はただただ自分のペースで生きれば良い。早い速度での変化や更新を楽しみたい者はそれを楽しめば良い。私などは新しい携帯電話が発売されるペースにさえついていく事ができずに今ではパカパカの携帯電話に退化させてしまったような者だ。世捨て人になるつもりはないが、自分が自分でいられるための生きる速度、また態度を自覚していきたいと思う。

以下wikipediaより抜粋
ミニマリズムは形態や色彩を最小限度まで突き詰めようとした態度であり、最小限主義である。装飾的な要素を最小限に切り詰め、シンプルなフォルムを特徴としている。また、ミニマリズムを行う者をミニマリストと呼ぶ。
以上wikipediaより抜粋

また一過性のトレンドにシンプル、シンプル好きというキーワードが上がるようになったとしても、それはミニマリズムとは異質のものだ。後者は態度であり主義なので、その態度を貫いた上で築いていけるもの。一見退屈で何の変哲の無いもの、見飽きたようなものに対しても自分自身の眼差しで物から何かを抽出し、退屈を退屈とも思わない者の態度だ。いずれにしても、私のように『できるだけゆっくり』生きたい者 ージジイか!ー とミニマリズムを築いていくための性格的な条件と相性はきっと良いと思う。





1970's British Trench Coat by Aquascutum : LILY1ST VINTAGE
Stockist : orlo >>> http://orlo-tokyo.com
Photograph : Hiroyuki Nakanishi >>> http://nakanishihiroyuki.com





Wednesday 15 November 2017



今週末11月18日(土)より東京吉祥寺のolroからLILY1ST VINTAGE 2017年秋冬セレクション第二回目の納品分の販売が始まります。私たちが考える男性の冬のワードローブの支える質を伴うアウターとボトムスを中心にセレクションで表現させて頂きました。服、お店を通して皆様と共振できる事を願っています。皆様のご来店をお待ちしています。



orlo
URL >>> http://orlo-tokyo.com/
INSTAGRAM >>> https://www.instagram.com/orlo_kichijoji/
ONLINE SHOP >>> http://orlo-tokyo.shop-pro.jp
Address >>> Address / 2-26-9-103 Kichijoji-Honcho , Musashino-city , Tokyo , Japan
BUSINESS HOURS >>> 12:00-20:00
CLOSED >>> Tuesday




Photograph : Hiroyuki Nakanishi >>> http://nakanishihiroyuki.com





Wednesday 11 October 2017















考え方によっては、私たちは時間や時代や世代を超えていく程に美しい『もの』の所有者にはなり得ないのではないでしょうか。なれたとして『仮の所有者』『接続者』あるいは『引継人』という事になるのかもしれません。過去から引き継いだものを現代に、また次の世代に渡していく。この実感が生まれた時に私たちは世代性を生きる事になる。10年、30年、50年、100年、200年、500年、1000年、2000年、10000年。これは何も大袈裟な事とは限りません。今の自分と過去との距離、または繋がりを知り、自分自身の認識を深めていく事できっと自分の中に時間的な広がりが生まれていきます。過去はどうだったのだろう。これからはどうなっていくのだろう。自分の中に時間的な広がりを持つ事で生まれるのは、過去に対する感謝と未来に対する眼差しです。自分の存在なんてほんの一点、一瞬に過ぎません。それでも過去の美しい服の継承を行い、自分の生きる時代の新しい価値観を加えてまた次に引き継いでいくのです。





1980's British Leather Rider's Blouson : LILY1ST VINTAGE
Stockist : orlo >>> http://orlo-tokyo.com
Photograph : Hiroyuki Nakanishi >>> http://nakanishihiroyuki.com





Thursday 31 August 2017















企業や株主や一握りの経営者の利益至上主義の為に一過性の流行が演出され、世界中で大量の服が大変な速度で生まれています。また同時に大量の服が廃棄されている現状に加担する私たちが事物に対して真に感謝をする事はなかなかできないのではないでしょうか。素晴らしい熱量で服作りに取り組まれている方や企業やブランドに出会うと私は癒されてしまいます。対象を認識していく作業には途方も無い時間を要しますが、対象に対する認識の度合いと対象に対する感謝の度合いは比例していくのではないかという仮定の元、私は服へのいくつかの認識の提示を試みたいと考えます。そのために一着ずつ美しい服を選び、過去の服の作り手の哲学や彼等の力強い美意識を紐解きながら現代人の審美眼を考えていきたいと思います。

服への認識の変化こそが、私たちが自分がどのような服を心から求めているかという自覚的な意識を生み、服の価値や服の作り手の価値に対する自分自身の判断能力を磨いていく事に繋がると信じています。どんな服を着るか、それだけではなく、服の力をどのように捉えていくのか。私は服の作り手ではありませんし、芸術を有み出す能力も持ちあわせていないため、服を芸術にしていく事はできません。しかし服を精神的なものにしていきたいと強く願っています。





1980's British Royal Air Force Aircrew Blouson : LILY1ST VINTAGE
Stockist : orlo >>> http://orlo-tokyo.com 9/2(Sat)〜
Photograph : Hiroyuki Nakanishi >>> http://nakanishihiroyuki.com





Thursday 24 August 2017



来週末9月日(金)より東京吉祥寺のolroからLILY1ST VINTAGE 2017年秋冬セレクションの販売が始まります。私たちが考える男性のワードローブの理想像の断片をこのセレクションで表現させて頂きました。服、お店を通して皆様と共振できる事を願っています。皆様のご来店をお待ちしています。



orlo
URL >>> http://orlo-tokyo.com/
INSTAGRAM >>> https://www.instagram.com/orlo_kichijoji/
ONLINE SHOP >>> http://orlo-tokyo.shop-pro.jp
Address >>> Address / 2-26-9-103 Kichijoji-Honcho , Musashino-city , Tokyo , Japan
BUSINESS HOURS >>> 12:00-20:00
CLOSED >>> Tuesday




Photograph : Hiroyuki Nakanishi >>> http://nakanishihiroyuki.com





Sunday 13 August 2017











ひけらかしの無い抑制した色の使い方、注意深く計画された形態、着用環境に対して的を得ていて不必要な贅沢さのない生地、変化のための変化 ー浅薄な熱中ー が不要な服。匿名の作り手が生み出したからこそ着用者や観者の想像力を窒息させない服。デザインと実現された制作が素晴らしい統合を示している服。どんなに情報過剰な社会の中でも決して安っぽくならない服。現代人が自らの美しい生活のために見立てる事のできる服。私が大好きな服に対する評価を挙げ始めるときりがありませんが、個人的な愛情や感傷はできるだけ横に置いて文を書いていきたいとは思います。もしもそんな技術が私にあればの話しですが。





1950's French Military Canvas Motorcycle Coat : LILY1ST VINTAGE
Stockist : orlo >>> http://orlo-tokyo.com
Photograph : Hiroyuki Nakanishi >>> http://nakanishihiroyuki.com